2025.06.20

中学3年生 研修旅行最終日

中学3年生の研修旅行も、いよいよ最終日を迎えました。本日は、壱岐の各民宿を出発し、太宰府を経由して大阪に帰ってくる行程です。

朝7時、民宿での最後の朝食。最初は少し眠そうな表情を見せていた生徒たちも自然と笑顔がこぼれていました。朝食後は、部屋で荷物をまとめ、布団をきれいに畳みながら「もう帰るのか」と名残惜しそうな声も。忘れ物の確認と先生のチェックを終えると、玄関前に集合。民宿の方々に「ありがとうございました!」と元気よく頭を下げる姿からは、感謝の気持ちがしっかりと伝わってきました。

バスに揺られて郷ノ浦港に到着すると、少し風の強い港に整列し、ジェットフォイルに乗り込みます。最後まで海の景色を楽しむ生徒たちの姿も見られました。10時35分、博多港に到着。再びバスに乗り込み、太宰府へ向かいました。

昼食会場「照星館」では、旅の疲れも見せずに和やかに会話を弾ませながら食事を楽しみ、食後には「おいしかった!」という声も。クラスごとの写真撮影では、カメラに向かって明るく笑い、思い出を形に残しました。

13時からは、太宰府天満宮周辺での自主研修。参道では梅ヶ枝餅を頬張る生徒や、お土産を選びながら友達と楽しげに相談する姿が見られ、「あと10分!」という声に名残惜しそうに店を後にする場面もありました。

14時15分、太宰府を後にして博多駅へ。15時ごろに到着し、ついに帰路へ。「のぞみ180号」に乗り込む車内では、思い出話に花を咲かせたり、静かに車窓を眺めたりと、それぞれが余韻を味わっていました。18時20分に新大阪駅に到着すると、整然と列に並び、改札を通って無事に解散となりました。

この4日間、生徒たちは自ら計画した行程を実際に歩みながら、福岡・壱岐地方の文化や人々の温かさに触れ、多くの気づきや学びを得ました。初めて出会った土地での体験や人との交流は、生徒たちの目を輝かせ、笑顔を引き出し、心を大きく成長させてくれました。仲間と共に過ごしたかけがえのない時間が、これからの学びや人間関係にしっかりとつながっていくことを願っています。